よく年上のおじさんから「若いうちは本を読め!」って言われますよね。でもなぜ本を読まないといけないのか理解してる人は多くありません。
結論から言うと、本を読むメリットは頭が良くなることなのですが、、。
今回は、本を読むことで頭が良くなる理由を説明します。
誰かから本を読めと言われて、とりあえず売れてる本を読んだり、要約記事や動画を見て勉強にはなったけど、自分が成長してるかと言われたら、、、
という方多くないですか?
これは、読書の本質を分かってないが故に起こる現象です。
では、読書において頭が良くなる(成長してる)瞬間っていつだと思いますか?考えてみてくださいね。
新しい知識を知った時?目次で大体の内容が予想できた時?本を速く読めるようになった時?どれも違います!
正解は、「本の知識を自分にフィットさせた時」です。
つまり、本の知識を自分なりに解釈して、自分の行動に生かせるレベルになって初めて成長したと言えるのです。
そもそも、本の知識っていうのは、あくまでその著者の知ってることや経験則なんですね。
極端な話。スティーブ・ジョブズの仕事術を学んだからと言って、貴方その知識をそのまま使えますか?
ジョブズとは仕事も国もライフスタイルもまるっきり違うあなたが、ジョブズの考え方をそのまま取り入れるなんて無理すぎなんです。
でも、有名人の本だからっていう理由で未だに売れ続けています。
果たしてその本を読んだ人のうち何人がiPhoneクラスの発明をできるのでしょうか??
話を戻します。
読書で成長する時は、知識を自分にフィットさせた時と言いましたね。
なのでそもそも学ぶ相手は自分に近い人がいいです。自分と同じような環境で育ち、自分と同じような思考で、同じような経歴を辿ってきた人物。
そんなの探せばいくらでもいます。
そして、その人の成功法を学んで、経営者になったとします。例えばIT系のベンチャー社長になったとします。そうなったら初めて「自分に近い存在である」スティーブ・ジョブズの本を読んでいいんです。
みんな、遠くの星を掴もうとするだけで結局動けてないんです。まずは歩けば辿り着けるようなとこを目指しましょ。
で、自分にフィットさせる時になぜ頭がよくなるかですが、自分にフィットさせる=抽象化→具体化のプロセスを経るからです。
ある経営者が断言してました。「個別具体的な情報以外に情報に価値はない」と。
これは、コンサルを契約させる為のポジショントークなのですが、言ってることは正しいと思います。
だから、今僕らに必要なのは、「世の中の情報を自分にフィットした個別具体的な情報にするスキル。つまり具体⇔抽象のスキル」なのです。」
情報といってもネット記事はダメです。
ネット記事はアクセス数を集める為に具体的すぎる情報を書いてますし、発信者の思考が反映されてない場合が多いです。(しのびくんはこの真逆なんだけどね笑)
そんな情報は自分のためにならないことが多いです。
なので、みんなで頭を鍛えましょう。僕も頑張ります。